妊活&妊娠中→育児のひとりごと。

働きつつ、子どもが欲しいと思っているオーバー30の日記。2018年8月出産。

【7m20d】教育論者に思うこと

娘の慣らし保育もだんだんと時間が伸びてきました。

0歳の娘は、基本的に保育園に行ってもきょとんとしていますが、1歳クラスや2歳クラスに入ってる子たちは一様に不安そうで、泣いている子も居ました。

今でもぐずっている時はありますが、少しずつご機嫌ちゃんなお顔も見れるように。

子供の適応能力すごいなぁ。

 

で。

 

うちのように早期に保育園に預けるとなると頭を悩ませるのが「三歳児神話」。

3歳までは家庭で育ててあげなさい、的なアレです。

確固たるエビデンスもないくせに、働く親を苦しめるアレです。(ということで、三歳児神話は信じてません)

 

私も大学で心理学を学んだことがあるので、子どもにはとっても大切な「愛着形成期」があることは知ってます。

娘を預け始めてる生後7ヶ月なんて、愛着形成期の真っ只中ってことも知ってます。

 

何が苦しいって、

子育てなんて教科書通りになんか出来やしないし、

なのに、確固たる三歳児神話の信念を持ってる人の子育て論は、そこからはみ出す私のような人をあたかも人非人のように断罪してること。

 

三歳児神話を説く人は言います。

「ただ一緒に居れば良いってもんでもなく、子どもの行動に対して適切な反応を返し、適切な刺激を与えなくちゃいけないですよ。」

「それができないと、あなたの可愛い可愛いお子さんは愛に飢えて、将来非行や犯罪に走りますよ」、と。

 

それを説く人は、そんな「適切な環境提供」を24時間365日(しかも、それを3年間!)やり続けた人なんでしょうか。

私には無理だと思いました。

 

基本的に、我が家はワンオペです。

娘は1週間、旦那と顔を合わさないことだってあります。完全なる密室育児。

すると、子育て論者さんが言うんです。「もっと刺激を与えてあげないとダメじゃない」。

 

じゃあ、寝返りやらハイハイが出来始めたら、児童館デビューして刺激を与えたら良いんじゃない、って思うじゃないですか。

すると別の論者さんは言います。「こんなインフルエンザが流行ってる時期にお出かけなんて可哀想!!お母さんの暇つぶしじゃない!」

 

……………うるせー!!!!

主張が矛盾しとるがなー!!!!

 

もうね、言うなら言うで、今の家族像に合った、現実的な子育て方法を示してほしいんですよ。

 

特に三歳児神話論者は懐古趣味なのか「今の若いお母さんはすごいわね〜(←イヤミ)」とか言うけど、

御歳94歳のうちの婆ちゃんは「昔は赤ちゃんの腰に紐の一端をつけて、大黒柱にもう一端を縛って、それで遠くに行かないようにしてた」とか言ってたぞ。

今そんなのしたら幼児虐待とか言うんちゃうんかい。

 

うちの伯母は、幼少期にいろんな人に囲まれつつ、ずーっと「理想的に」親元で育って、

小学生になった時に、最初の1週間くらい、子守の人と一緒じゃないと教室に入れなかったって言ってたぞ。

(そんな伯母、現在は小学校の教頭先生してる)

今、そんな子がいたら「親の育て方が悪いから…」とか言うんちゃうんかい。

 

もうね、子どもの「安全」「健康」「幸福感」が守れればそれで良い。(この「幸福感」ってものがクセものだけど。)

24時間しかめっ面でベッタリしてる母親よりは、

時間は短くてもニコニコしてる母親の方が安心できるでしょうよ。

 

そう思って私は保育園に娘を預けた。